2006年7月24日月曜日

東総夏季大会 U-3年生保護者の見どころ

☆ この1年間、正確なインサイドキックでパスができるようにずっと練習してきました。
ポイント
ゴールキーパーと1対1となった場面でのシュート時に、強く撃ちたいがために体を投げ出して、転びながらインステップ、またはインフロントで蹴って、ゴールをはずしたり、キーパーに止められるケースが多々見られます。落ち着いて、キーパーのいないゴールネットにインサイドキックでパスできれば合格です。ましてや利き足以外で蹴ったら大いに誉めてあげましょう。

☆ 自陣ゴール前から相手ゴール前まで、どの場面においても自分でドリブルを仕掛けてからパス・シュートをするように指導しています。
ポイント
ボールの取り合いで敵・味方入り乱れた中で、ただボールを蹴ろうとする場面が見られます。よく見れば、必ず人のいない方向があり、そちらにボールを持ち出してからパスを出しなさいと指導しています。

ポイント
自分の目の前に転がってきたボールをただ蹴り返すことを禁じています。必ず、味方へのパスとなるように指導しています。

ポイント
自陣に攻め込まれたときに相手から奪ったボールをピッチ外にすぐに蹴り出さずに(俗に言う「クリアしろ!」とは言わずに)、ドリブルで逃げ、かつ自分で突破するか、味方にパスするよう、勝負することをベストとしています。

☆ 少し前からサッカー指導のポイントのひとつとして「グッド・ボディ・シェイプ(体を開いてボールを受ける)」ということが言われています。
ポイント
後方から、または横からのパスを受ける際、体を開いて前を向いてボールを受けるように口を酸っぱくして指導しています。たとえば、左斜め後方から来たパスは、必ず右足のインサイドでトラップすべきです。そうすれば、左斜め後方から右斜め前方にかけての視野が確保されることになります。左足インサイドでトラップすると前を向けないのは当然です。

☆ ゴール前に限らず、子供は空中にあるボール把握が苦手です。いわゆる、野球における外野フライを万歳して取り損なうのと同様です。
ポイント
ゴール前でのヘディング練習を、つい最近始めました。堅いボールを頭にピンポイントで当てるということは、空間把握が難しいということと、痛いという恐怖感のふたつから非常に難しいことです。今の練習段階では、ボールの真下に入り、頭とか胸に当てただけでOKです。

ポイント
前項同様に敵ゴールキーパーが蹴ったロングボールを最終ラインのディフェンダーが頭を越されないようにすることは難しいことです。広いピッチでの試合経験が少ないという、経験の無さ故必ず出てしまうことが予想されます。今回の大会には間に合いませんでした。もう少しお待ちください。

☆ 現在のU-3年生チームは以上の状況です。練習してきたことを試合中にできるということはとても素敵なことです。大いに誉めてあげてください。
ポイント
でも、走らなければサッカーになりません。蹴ったら前に走る、味方がピンチの時は走って戻るよう、大いに応援してください。

U-3年生担当コーチ